【ストレスから解放されたい】自分に見えていない生き方を探す方法
ストレスから解放されるためには、今の自分には見えていない世界を知るきっかけを作れるかどうかです。
「とにかく行動しろ」「やらないと何も変わらない」のような【自分次第】を強調するような根性論をよく耳にすることがあります。
確かに結局は自分自身が行動しなければ何一つ変わることはありません。
自分は何もせずに、誰かが自分の全てを変えてくれることなど、お金を払ったところでありえないでしょう。
ただ、自分が生きてきた世界や知識の範囲内でどう足掻こうと、今のストレス環境から抜け出すことは難しいと私は思っています。
抜け出すためには、自分以外から差し伸べられる「きっかけ」が重要だと、過去の体験から実感したからです。
ストレスしか感じない生き方をしていました
当時の僕は、黒よりも暗い、あえて例えるならベンタブラック企業で勤めていた。
どれだけ酷い状況だったのかは、ここでは書けないレベルで酷かったんだけれど、木刀が飛んでくるなんて可愛いレベルだったとだけ。
そんな企業だから朝の5時に出社し、23時に退社する生活が当たり前のように続く日々もあった。
僕は、この仕事をずっと辞めたいと思っていた。
でも、頭も良くないからどんな仕事をすればいいのかすら自分で決められない小さな世界で住んでいた。
そんな時に当時はまだそれほど流行っていなかったメルカリをたまたま見つけて自宅の不用品を出品してみることにした。
ここでなぜ出品しようと思えたのかと言うと、当時被災地の方がモバオクで僕が出品していたゲーム機を買った後に、わざわざ感謝の気持ちが綴られた手紙を送ってきてくれた、そんな過去があったから。
ただ不要になったゲームを販売しただけで、こんなに感謝されるなんて想像もしていなかった当時の僕は、その気持ちを今の今まで一度も忘れたことがない深い思い出となっていた。
そして寝る以外は仕事をしている生活だったため、不用品を販売して得た売上金には一切手をつけず、メルカリに売上金がどんどん貯まっていき、気付いた時には30万円ほどになっていた。
自分の考えだけでお金を稼げたことに感動し、狭い世界で生きていたことにこの時ようやく気付くことができた。
そこからはひたすらスマホで情報を集めながら国内の仕入れサイトで商品を仕入れてはメルカリで出品する作業をひたすら繰り返した。
なんの知識も持ち合わせていなかったのだから、せっかく仕入れた商品が売れないことなんて当たり前のようにあった。
ただ、どうせ不用品を売って作ったお金だし、失敗したらその時はその時と、軽い気持ちで考えていたから当時はがむしゃらに続けることができたのだろう。
そして、本格的に仕入れを始めてから数ヶ月後に毎月30万円の利益を出せるようにまで成長した。
この時には、メルカリ以外にヤフオクにも出品を行なっていた。
月収30万円を自力で稼げたことに自信を持ち、僕は一瞬にして会社を退職した。
今思うと、月収30万円を稼げるようになっていたとは言え、たった数ヶ月の期間で退職すると決めた当時の自分に驚いている。
自分がバカで良かったと思ったのは、この時が最初で最後だと思う。
会社を辞めてからは、コンサルも受けながら本格的に物販をビジネスとして取り組み、今では自分自身でネットショップも運営するようにまでなった。
今までとは180度異なる世界で不要なストレスに晒されない人生を手に入れたのです。
生き方は今の自分が見えているものだけではない
生き方なんて人それぞれかもしれないけれど、1つだけ言えることは「生き方は今の自分が見えているものだけではない」と言うこと。
自分が今抱えているストレスから抜け出したいのに抜け出せないのは、自分が見えている世界の中でしか、もがけていないから。
「変わるのは自分次第だ」とよく耳にすることはあるけれど、自分の知識と経験の世界の外にあることになんて今の自分にそう簡単に見えるものではない。
今の自分に見えていないものを見せようとしてくれる、そんなきっかけがなければ見に行く術すらも思いつかない。
必死で考えたところでその世界の限界からは抜け出せない。
だからみんな今のストレスと戦いながらずっと生きている
僕は、真っ黒に染まってしまった企業で働きながら自分の心までも染まっていきそうな感覚になっていた。
そんな時にたまたまメルカリに出会えて、昔の過去を思い出したことで小さな世界から抜け出すきっかけができただけで、そんな小さなきっかけを掴めない人はたくさんいる。
だからこそ、今の生き方から抜け出したくて必死で足掻いている人の世界に手を差し伸べて、少しでも外に引っ張り出してあげたい。そしてそれをきっかけに今まで自分が見れていなかった広い世界を見渡せるようになってくれればと思っています。
決して、あなたの生き方をあなたの力だけで変えようとはしないでください。
きっと今見えていない別の世界を知るためのきっかけを作ってくれる人はいるはずです。