【現場仕事】知らないと超きつい!?職種別の仕事内容9選
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現場仕事に興味があるけど、何を選べばいいのかわからない。どんな職業があって、どんな仕事内容なのか事前に知って参考にしたい。
現場仕事と一言でいっても、家を建てたり、道路を整備したりと職種は多岐にわたります。
どの職業を選ぶかによって、求められるスキル等も異なるため、今回は現場仕事の中でも特に一般的な職種の仕事内容を紹介させていただきます。
私が実際に経験した職種や、その職業に携わっている方から聞いた内容をまとめた記事なので、非常に参考になるはずです。
また、始めたばかりの初心者が行う作業についても各職種ごとに紹介しているため、これから現場仕事を始める方はぜひこの記事を参考に自分にピッタリの職業を見つけください。
【現場仕事の職種1】解体業
解体業とは建造物の取り壊しを専門としています。
木造建築以外にもマンションやビルなどの大型建造物の取り壊しも引き受ける会社もあります。
そんな解体業では、工事現場で見かけたことがある方も多い「ユンボ(正式名称は油圧ショベル)」という重機を使用して、取り壊しを行なっていきます。
↑こんなやつです。
見習いは補助作業が多い
このユンボを取り扱うには当然ながら免許が必要になるため、解体業をはじめてしばらくの間はユンボで細かく破壊された建物の「がれき」や「木屑」を手作業で集める作業を行います。
取り壊しの際に舞い上がる埃を最小限に抑えるため、水圧の高いホースで建物に水を当て続ける作業も行います。※これが眠くなるほど楽です。
中型や大型車の免許を持っている場合は、集めたがれきや木屑をダンプカーで指定の場所に捨てに行く作業を行う場合もあります。
【現場仕事の職種2】塗装工(ペンキ屋)
専用の塗料(ペンキ)を使って建物の塗り替えを専門にしており、一軒家以外にも大規模なマンションや工場などの塗り替えも行なっています。
力仕事ではないため現場仕事の中でも体力的には比較的楽な職業となっていますが、技術面では習得するのにはかなりの時間を要する職業とも言えるでしょう。
↑ペンキを入れるバケツと刷毛(ハケ)などを使用します。
塗装作業の下準備から始める
塗装の箇所や種類によっては、しばらく練習が必要になるのですが、まだ上手く塗れない間は以下のように塗るための準備や掃除を行います。
・塗装しない箇所に塗料が付かないように養生を施す
・塗装する金属部などをヤスリで研磨
・塗装中に不要な箇所に付着した塗料の除去やゴミなどの清掃
養生とは
建築現場で、すでに出来上がった部分が傷付かないように保護することが「養生」です。
塗装するときに、塗装したい部分以外のところに塗料がつかないように
シートやテープなどで覆うことも「養生する」と言ったりもすると思います。https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1044414965
現場仕事の中では肉体を酷使する力仕事が非常に少ないです。しかしシンナーなどの特殊な薬品を扱うため、肌が弱い人は注意が必要です。
【現場仕事の職種3】鳶職(足場組立)
建築現場で作業をする上で欠かせない作業足場を組み立てることを専門にしています。
現場仕事と言っても、建築中の建物に直接施工を施すことはしません。
とは言っても建設業のほぼすべての職種が、鳶色が組んだ足場を利用して作業を行うため、かなり重要な職業です。
外出中に一度は目にしたことがあると思いますが、こんな鉄のパイプです。
この単管パイプは1m~様々な長さがあるのですが、長いものになると非常に重く初めてでは持てない人も多くいます。
そんな単管パイプで足場を組んでいくのは図面を見ながら行っていく必要があるため、それなりの知識と経験が必要になります。
単管などの材料運びから
鳶色を始めたばかりの頃は、指定の箇所に組み立てるために必要な材料を運んだり、高い箇所で組んでいる人に下から材料を渡したりします。
組んだ足場を解体する際は、ひたすら材料をトラックに積み込む作業を行います。
建築業の職種の中でも職人の気性が荒く、パワハラが非常に多いのも特徴です。
【現場仕事の職種4】板金業
建造物の鉄板素材の壁や屋根、軒の取り付けや修繕を専門にしています。
鉄板を取り扱うため、冬は鉄板が冷たく夏は鉄板が暑くなり、環境による影響が非常に大きのも特徴です。
取り付けの際に大量のビスや釘を使用するため電動ドライバーを使用する機会非常に多いです。
最近流行っているDYIなどに使用されている電動ドライバーよりもかなり強力で使いこなすには少々コツが必要で、誰でも簡単に使いこなせるわけではありません。
板金業では、一枚の鉄板を様々な形に加工する技術が必要なため、プロだと証明する資格や大会なども開催されています。
このような工場は屋根も壁も板金業が取り付けています。
基本的には建造物の骨組みに壁や屋根を取り付けていくのですが、特殊な形状部へ取り付けるための加工は高度な技術が必要となっており、技術を身につけなければいけません。
鉄板を運んだりビス打ちをしたり
板金業を始めたばかりの頃は鉄板の取り付けや運搬のような単純な作業を行い、慣れてくると鉄板の切断や加工も行うようになります。
板金業も現場作業の中では、鳶職同様に力作業が非常に多い業種でもあります。
【現場仕事の職種5】電気工事
電気工事といっても種類や規模が様々なのですが、今回は家電量販店からの依頼を専門にアンテナの取り付けや洗濯機、テレビなど家電の設置を行う業者についてご紹介します。
家電量販店から、購入した方の自宅へ家電の運搬、施工、アンテナ工事を委託されます。今までアンテナの設置をやエアコンの取り付けなどで自宅に作業員がきた経験があると思います。
ちなみに夏になるとエアコンの取り付けで忙しくなり休みがほとんどない場合もあるようですが、それなりに稼ぐこともできるようです。
施行準備や清掃を行います
電気工事を始めたばかりは部品の準備や施工後の清掃などを基本的に行います。
慣れてくると比較的簡単なエアコンの取り付けや家電の設置などを任されます。
アンテナ設置やインターネットを1から引いてくる作業はセンスにもよりますが、覚えるまでに時間がかかる場合もあるようです。
【現場仕事の職種6】土木作業
普段の生活の中で、道路の整備などを行なっている土木作業は、
土木作業員の仕事は、工事現場に出て力仕事をしたり、重機を運転したりすることがメインになります。とくに若い方や経験の浅い方で、重機や作業の免許などを持っていない方などは、もっぱら力仕事をやるといったことも珍しくありません。一定の経験を積んだり免許を取得したりするなどすれば、重機の運転を任せられることもあります。ただし、重機がからむ作業は危険を伴うため、その人選は慎重に選ばれます。引用元:土木作業員の仕事内容・種類 | 土木作業員の仕事、なるには、給料、資格 | 職業情報サイトCareer Garden
みなさんが一般的に見かける土木作業はこんな感じの作業現場です。
単純作業が多く派遣なども多め
始めたばかりの頃は、一日中力仕事を行うことも珍しくありません。特に短期間のアルバイトの場合は、ほぼ確実に力仕事のみになります。
単純作業が多く、派遣で呼ばれている作業員も非常に多い印象です。
【現場仕事の職種7】内装
内装業といっても仕事内容は多岐にわたります。代表的なもので壁紙やクロス張り、カーペット敷きや床のシート張りなんかを行います。
内装業はDYIで行われる作業に似ている印象があります。もちろん仕上がりはプロと素人では雲泥の差がありますが、DYIに興味があったり趣味で行っている人にはおすすめできる職業でもあります。
また、作業箇所が室内と直接生活空間に関わってくる部分でもあり、美しさや見た目が重要になります。デザインが好きで美的感覚に優れた人が活躍できる現場でもあります。
道具の準備や清掃などから行います
始めたばかりの頃は道具の準備や片付け、清掃などを行いながら技術を学んでいくことになるでしょう。
非常に高度な技術が要求される職業で、かなりの経験を積む必要があります。
【現場仕事の職種8】防水業(シーリング工事)
シーリング工事はコーキング屋とも言われています。
外壁やタイルの繋ぎ目である目地から水の侵入を防ぐために専用の道具でシリコンのようなものを施していきます。
この写真は既に目地にシーリングを施したものになるのですが一度は目にしたことがあると思います。
非常に単純な作業にも感じますが当然技術と経験は必要です。水の侵入を防ぐ重要な作業のためミスは許されません。
シーリング作業に必要な養生を行います
目地以外の箇所にシーリングが付着しないようにするため写真のように紙テープで養生をします。始めたばかりの頃はこの養生作業を基本的に行いますが、手先の器用さが重要になります。
改修工事の場合は既に古くなっているシーリングをカッターなどを使用して剝がす作業も行います。
【現場仕事の職種9】美装屋
業界では美装屋と呼ばれることが多いですが、一般的には「ハウスクリーニング」と言った方がピンとくるかもしれません。
新築を家主に引き渡す最終段階として清掃を行います。また賃貸の退去時の清掃からビルや店舗の清掃まで引き受けています。
店舗の営業時間後や店休日に清掃の依頼が多く、深夜や朝方、土日の出勤が多い職業でもあります。
清掃と言っても美装屋は一般家庭で行うような清掃とは異なり、ポリッシャーなどの専用の道具を使用して行います。
コンビニの大きな窓ガラスを深夜に清掃している人を見たことがあると思いますが、あの方たちも美装屋と呼ばれている人です。
力仕事が少なく女性も多い
清掃用具の運搬時などに重たいものを運ぶ場合もありますが、基本的には清掃なので大変な力仕事は少ないです。
女性が少ない現場仕事には珍しく、美装屋は女性も多く活躍しています。
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- 建築業には力仕事のイメージが強いが、力より技術を必要とする職業も多く存在する
- どの職種も始めたばかりの頃は材料の運搬や清掃をメインで行うため初日はあまり気負わずに
- 美装屋は現場作業でも特に女性が多数活躍している業種
- 建築業も資格や免許で選択の幅が広がる
現場仕事をするなら通信制限を気にした方がいい
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現場仕事は休憩が多い
建築業は力仕事が多い肉体労働なため作業間の休憩が数回あり、スマートフォンでSNSやアプリをする方が非常に多いです。
しかし、スマホの利用時間の長さから通信制限にかかり低速になってしまう人も非常に多いのです。
とは言え、通信制限を気にして休憩時間に何もしないのも退屈なので、自宅にいる間だけでもWi-Fiを使用して、通信制限のリスクを回避しましょう。