有在庫販売と無在庫販売の違いは?これで解決!!
有在庫販売・・・・・・
卸し問屋などの仕入先から商品を仕入れて、在庫を抱えながら販売を行なっていく販売方法となります。スタンダードなスタイルですが、最も得られる利益が大きいため、物販で大きな収入を得ている方はこの有在庫販売を実践している場合がほとんどでしょう。
無在庫販売・・・・・
有在庫販売とは違い、仕入れを行う前に販売サイトへ商品の出品を行います。そしてその中から商品が実際に売れた段階で卸し問屋などへ発注を行い、購入者へ商品が送られます。こちらの無在庫販売は利益が少ない代わりに在庫を抱えるリスクが0のため、副業で始められる気軽な物販と言えるでしょう。
有在庫販売のメリット
・まとめて安く仕入れるため純利益が大きい
有在庫の場合は、一度に複数個商品を仕入れることで割引きが適用される場合がほとんどであり、送料もまとめて仕入れることで抑えることができます。
その結果仕入れ単価が下がり、最終的に残る利益が大きくなるのです。
・検品を自身で行える
商品を直接手元から発送するため、発送前に自身で検品を行うことが可能。決して仕入先の卸し問屋が検品を行っていないというわけではありません。
ただ毎日多くの出荷を行っていては商品 1 個 1 個検品を行うことが難しくなってくるのです。
・在庫管理が簡単
在庫が手元にあるため、この商品はあと何個あるのかを把握することが非常に簡単になります。
在庫数が多くなってきて管理が大変になってしまった際は、在庫管理を簡略化できるスマート在庫管理 などが便利です。
・仕入れができる商品点数が圧倒的に多い
無在庫転売を推奨している卸問屋が急激に増えてきました。
そのため、無在庫転売でもカテゴリを絞りブランディングを重視するという販売方法も可能となってきたのです。
しかし、まだまだ無在庫転売に対応していない卸問屋も多く存在しているのも事実であり、有在庫販売の方が取り扱える商品が豊富です。
・商品の詳細を伝えやすい
実際に手元で商品を確認することによって、商品説明を書く上で商品の細かな部分まで紹介することができるようになります。実際に触ってみた目線からの紹介は購入者にも非常に参考になり、購入率も高くなるでしょう。
有在庫販売のデメリット
・在庫の売れ残りが発生する
商品を在庫として自宅などに保管するため、仕入れた商品が売れなければ当然売れ残りとして不良在庫を抱えることになります。
もちろんリサーチ次第で在庫の売れ残りリスクを大きく軽減することは可能なのですが、リサーチに慣れていないと簡単なことではないので、初心者にとっては大きな悩みになると言えるでしょう。
・梱包発送の手間がかかる
商品が売れる度に自身で梱包~発送までを行う必要があるため、日々仕事などで忙しい人にとっては大変かもしれません。発送を代行してもらうにもコスパの面で考えると一定の安定した出荷数が必要になります。
・無在庫に比べると初期資金が必要
仕入れ時の値引きや送料を抑える必要があるため、有在庫販売は一度に多めのロット数を仕入れることが重要になります。
その際に数種類の商品を仕入れるとなれば、それなりに初期資金は必要になってくるわけですので、初期資金が全く用意できない方には参入の壁になってしまいます。
・写真撮影の手間がかかる
無在庫転売の場合は卸問屋が撮影している商品写真をそのまま転載することが許可されている場合がほとんどです。
しかし一方で有在庫販売の場合は、商品写真の転載が許可されていないことが多く、それでもばれなければいいだろうという甘い考えから無断転載を行ってしまい、少額訴訟を起こされるという事例も少なからず存在しています。
有在庫販売厳選仕入れサイト
無在庫販売のメリット
・在庫で自宅が圧迫されることがない
無在庫転売は商品を手元に置く必要がないため、自宅の部屋が在庫だらけで悩まされることがなくなります。
収納が少ない家やワンルームに住んでいる方には非常に嬉しいメリットですね。
・梱包発送の手間がかからない
先述している通り、販売元である卸問屋が梱包~発送までを行ってくれるため仕事や子育てが大変で夜しか時間が取れない方も無理なく始めることができます。
・資金が少なくても気軽に始められる
有在庫のように一度に多く仕入れる必要がなく、売れた時点で仕入れることで、大きく稼ぐことを急いでいなければ初期資金にあわせて毎月の最高販売数を決めることができます。
・商品点数を一度に多く登録できる
商品を仕入れていない段階で出品を行うことが可能なため、資金を気にせずに一度に大量の商品を出品することができ、単純に出品数分だけ商品が露出される可能性も増えていきます。
また、カテゴリ特化で商品を並べることも簡単になるので、ブランディングも行いやすくなります。
・不良在庫が発生しない
何度も紹介してきたことですが、無在庫販売は言葉の通り在庫を抱える必要がなく、商品が売れ残ってしまうということがありません。
無在庫販売のデメリット
・純利益が低い
売れてからの発注により、卸問屋には1 個単位での発注が基本になるため、商品単価その物が高くなる傾向にあります。また、送料に関しても卸問屋で定めている配送方法は宅急便が多く、送料が割高になってしいます。
・在庫の管理が大変
無在庫転売は常に在庫を確保している状態ではなく、不特定多数の方が同じ商品を出品している可能性が高くなります。いざ商品が売れて発注しようとしても、既に売り切れているなんてことにもなりかねません。
このようなトラブルを未然に防ぐためにもこまめに卸問屋の在庫状況を確認する必要があり、少々手間がかかってしまいます。
・不良品によるトラブルが発生しやすい
自身で全ての商品をじっくりと検品するのと違い、卸問屋はざっくりとした検品が多く、細かな不良品を見落としてしまうこともあるでしょう。
頻繁に発生することもありませんが、有在庫販売での自己検品に比べると多い印象があります。
メルカリ、ヤフオクなどでの販売であれば不良品は評価に響くのでその辺りはなるべく評価を下げられないように誠意をもって返品、交換に対応するようにしましょう。
・人気商品の売り切れが多い
無在庫販売は在庫を抱えるリスクや初期資金も非常に少なく開始できることにより、年々多くの方が参入しています。
そのため、無在庫に対応している売れ筋人気商品などは競争率も高く、常時売り切れになっていることも珍しくありません。
仕入れサイトNETSEAに無在庫転売対応で出店している卸問屋の人気上位商品は、売り切れていることが多いです。
・価格競争に巻き込まれやすい
売り切れが多いデメリットとよく似ていて、ライバルが多い無在庫転売は周りがどんどん値下げすることで価格競争に巻き込まれやすくなります。
この価格競争に関しては無在庫転売を行っている以上避けられないことであり、新しい商品を常に登録していくことが重要であり、当たり前のことなのです。
無在庫販売特化型仕入れサイト
無在庫販売に特化した仕入れサイトを紹介しています。