無在庫で60万円稼ぐネットショップの始め方【全手順を紹介】
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在庫を抱えるリクスがない無在庫転売を始めてみたいけど、仕入れ先も販売方法も色々あって何を選べばいいのかわからない。これから稼げるおすすめの無在庫転売の手法を知りたい。
ネットショップは無在庫で運営しても稼げることを知っていましたか?
無在庫で在庫を抱えるリスクをなくして、ライバルのいない自分だけのネットショップで販売することで、価格競争に巻き込まれることなく、ノーリスクで高利益のビジネスモデルを実現可能なのです。
この記事を書いている二階堂(@nikaidonet)は、無在庫販売のネットショップ運営により、1ヶ月60万円を稼ぐ「自動販売機」のようなネットショップの作成に成功しました。
そこで今回は、私が実際に60万円を稼ぐために実践してきた方法を解説します。
2020年12月追記
年末商戦に向けて力を入れた結果、230万円以上を売り上げることができました。
無在庫のネットショップでも稼げる理由
数年前までは、フリマアプリやオークションサイトでの無在庫販売が主流でしたが、各プラットフォームの規制強化により、実践することがほぼ不可能な状態になりました。
そこで私は、以下のような理由からネットショップに可能性を感じ実践した結果、月60万円を売り上げ、年末商戦には230万円という大台を突破することができたのです。
ネットショップと従来の手法との比較
従来までの手法 | ネットショップ | |
再出品の必要性 | 忙しい時間の合間でも上位表示させるために、手動で再出品を繰り返す必要がある。 | 一度登録した商品は、再度出品する必要はなく、新しい商品だけをどんどん登録することができる。 |
価格競争 | 同じプラットフォームで出品している以上、関連商品として同じ商品が表示されるため、価格競争が激化しやすい。 | 他人の商品が表示されることがないため、適正価格よりも下げて出品する必要がない。 |
アカウントの将来性 | プラットフォームに依存しているため、急なサービス終了や、規約変更によるアカウント停止は避けられない。そもそも無在庫転売は禁止されている。 | 集客を自身で行なっているため、BASEなどでサービス終了があっても、ショップを引っ越すことで売り上げに対する影響は少ない。無在庫転売は禁止されていない。 |
リピーターの獲得 | 全ての出品者が同じ立場で見られているため、ショップの評価を得られることは難しく、リピーターの獲得は難易度が高い。 | 購入してくれたユーザーは、あなたのショップを評価した上で購入してくれる。購入後のメルマガ配信でリピーターとして教育しやすい。 |
以上4つの大きなメリットについて、1つずつ詳しく見ていきましょう。
1・再出品の必要性
ネットショップでは、フリマアプリのように定期的な再出品を行う必要がありません。
特に、物販では主流となっているメルカリの場合は、出品してから時間が経つにつれて、新規出品に埋もれてしまって誰にも見られない悲惨な状態になります。
一方ネットショップは、常に新しい商品を登録するだけで良い上に、商品を登録すればするほどブランドとしての価値も高まり、SEOの効果も期待できる。
つまり、いくら売れない商品を出品したとしても、必ず将来的に有利な方向に働く「資産構築型ビジネス」の側面を持っているとも言っても大袈裟ではありません。
ネットショップのように、出品した商品全てに対して、多少でも自分の利益となる可能性を秘めている方が、圧倒的に出品作業のモチベーションも高まり、続けやすいビジネスモデルとも言えるでしょう。
2・価格競争
自分の商品だけしか出品されていないということは、価格競争に巻き込まれることがないとも言えます。
よほど適正価格から外れている場合は、そもそも売れない可能性もありますが、カテゴリー全体の適正価格の範囲内であれば、価格を気にして安売りをする必要はありません。
適正価格が下がっている
メルカリやヤフオクは、CtoC(個人間取引)を前提としているため、そもそもの相場価格帯が非常に低くなっています。
Amazonに関しても、つい最近になって中国人セラーのアカウントが大量に追い出されたとは言っても、資金力のある企業の出品価格に個人が太刀打ちすることは難しいのが現状でしょう。
価格よりも世界観とストーリーを重視する
無在庫で販売すると、どうしても販売価格が高くなるのではないか?という質問を今までに数え切れないほど送られてきました。
確かに、価格が高くなってしまうと売れないイメージを持たれがちですが、ネットショップで購入するユーザー層は、「そのショップの世界観とストーリー」にお金を払う傾向にあると言われています。
販売する商品カテゴリーをニッチな層まで細かく絞り込み、ショップ紹介ページやSNSで世界観とストーリー作り込むことができれば、むしろ高価格帯の方が売れやすい状態になる、なんてことも珍しくはありません。
3・アカウントの将来性
独自ドメイン(〇〇〇〇.com)を利用していれば、仮にネットショップの作成サービスが突然終了してしまった場合でも、ドメインさえ移動すれば、今まで通りに運営することが可能です。
具体的に言うと、BASEやSTORES.jpでショップ作成し、今後サービスそのものが終了した場合、ドメインを他のサービスもしくはWordpressで作成した独自のネットショップに引越しをすれば、移動の労力は必要なものの、売り上げに対するダメージはありません。
URLは変わらないから影響なし
「ショップを引っ越したら今までのURLと変わるのではないか」と思われるかもしれませんが、独自ドメインを設定していれば「https://〇〇〇〇. jp」のショップURLが変わることはありません。
今までSNSや他者のサイトで宣伝してもらっていたとしても、わざわざURLの変更作業が必要ないのは大きな利点ですね。
無在庫転売も禁止されていない
ネットショップは自分が基本的なルールを設けるわけですから、そもそも無在庫転売の良し悪しはありません。
自分が行いたい販売方法で販売することができます。
それに、無料でショップを作成できることで話題になっている、マザーズ上場を果たしたBASEでショップを作成した場合でも、無在庫転売は公式で認められています。
4・リピーターの獲得
商品を購入してくれた顧客に対して、プッシュ通知やメールマガジンの配信が行えるため、何度でも商品を購入してくれるリピーターの獲得も容易に行えます。
特に、世界観やストーリーに惹かれて商品を購入してくれた顧客は、ファン化しやすくリピーターの獲得にも繋がりやすいと言えるでしょう。
ユーザーの選択肢が多いと選ばれない
メルカリ、ヤフオク、Amazonの場合は、サイト自体のファンになることは非常に多いですが、その中から無数に出品されているショップ中で自分のリピーターになってくれる可能性は非常に低い傾向にあります。
その上、メールマガジン等でアピールすることもできませんから、印象にも残りづらく、リピーターの獲得は現実的ではありません。大きく売り上げている通販サイトは、リピーターの購入率も高いと言われていますから、大きく稼げる可能性は十分に秘めていますね。
無在庫でネットショップを始めるための仕入れ先
仕入れには、世界的に見ても超巨大な、アリババグループが運営する「アリババ1688」「タオバオ」の2サイトを利用してください。
この2つの仕入れサイトを利用するのは、以下3つの理由からです。
・日本国内の仕入れサイトとは比べ物にならないほど圧倒的な価格帯で仕入れられるから
・サイト自体の規模が大きいため、どのジャンルを選んでも取り扱いの商品数が尽きないから
・現地の買い付けから日本国内へ発送してくれる代行業者への手数料が安価だから
特に仕入れ価格は圧倒的に安い
こちらの画像の商品は、日本国内の仕入れサイトと中国サイトの両方で販売されている商品。
国内の仕入れサイトだと、画像左下のように600円で販売されている商品でも、アリババやタオバオでは、たったの5元(日本円でおよそ85円)で仕入れることができます。
中国サイトでも品質は国内と変わりません
「中国って、価格が極端に安いから品質が悪そう…」このように、今でも中国製品=品質が悪いものだと思われがちですが、画像の商品は、価格は大幅に違っていても商品は全く同じものなのです。
Amazonや楽天で販売されている商品も、中国製の商品がほとんどであり、仕入れの際にしっかりと代行業者に検品さえ依頼していれば、不良品が届くことはあまりありません。
無在庫販売に適したネットショップ【230万稼ぎました】
私は、先ほどの仕入れサイトの商品をというネットショップに出品することで、230万円を売り上げるショップを作り上げることができました。 BASE(ベイス)
BASEには以下3つの利点があり、無在庫の運営と相性が抜群です。
・無料でショップを作成できるため、初心者でも気軽に始められる
・商品が売れなければ固定費が発生しないため、出品作業に専念できる
・ショップに出品した商品もBASEの通販アプリに自動的に掲載してくれる
BASEは信頼できる上に、手法を完全に熟知してる
BASEは、数多くあるネットショップ作成サービスの中でも、マザーズに上場したことでも有名な、非常に話題となっているサービスです。
無料でネットショップを作成できる上に、直感的に操作できるようになっており、プログラミング等の専門的な知識は必要ありません。
実際に、この記事中でお見せした売り上げの画像も、BASEで作成したショップによるものですが、私もプログラミングの知識は全くない状態でここまでやってきました。
BASEについては誰よりも熟知しています
BASEの利用方法や活用方法は、長年の経験を元にして以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
無在庫のネットショップで稼ぐ手順を解説
無在庫販売の基本は「注文が入った時点で商品を仕入れて顧客に直送する」と、やり方は非常にシンプルで、専門的な知識やスキルを使うことは一切ありません。
また、始める方法も以下の手順で進めるだけの簡単な作業です。
1.BASEでショップを作成する
2.アリババとタオバオの商品情報をBASEに登録する
3.商品が売れたら代行業者に買い付けを依頼する
4.代行業者が顧客に直送して取引が完了
5.顧客にメルマガやプッシュ通知を送ってリピートしてもらう
6.必要に応じてSNSやブログで集客を行う
以上、6つの手順で進めることで、私のように売れるネットショップを作れる可能性は十分にあります。
代行業者への依頼も簡単に行えます
中国の業者と直接やり取りをして、顧客に商品を直送してもらうのはあまり現実的ではありません。
そこで、中国の業者から商品を買い付けて顧客に直接発送を行なってくれる、現地の代行業者を利用することになります。
代行業者の利用は必須であり、その理由とおすすめの代行業者は以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしながら進めてください。
月60万円売り上げるために、私が実際に利用した代行業者です。信頼度に関しては間違いありません。
ネットショップを無在庫で成功させるために必要なこと
これからあなたが実践していく上で、今の収入を超えるレベルで稼ぐためには、以下の3つは必ず理解してください。
半年、1年後にネットショップの自動販売機を手に入れるための秘訣です。
1.集客力は作業量に依存する
2.ネットショップは改善が大切
3. はじめは商品点数を増やすことが最優先
1.集客力は作業量に依存する
ネットショップを作成した初期は集客力が非常に弱く、Google広告やSNS広告からの集客が一般的です。
メルカリやヤフオクのような大手のプラットフォームなら、既に大量のユーザーを抱えているため、集客の必要はありませんが、ネットショップだと自身で集客を行わなければいけません。
集客力が低い=商品が売れないことに直結するため、非常に致命的なことでしょう。
ただ、現在は「集客=SEOや広告」だけではなく、SNSやBASEの既存のショッピングアプリからでも、非常に大きな効果を期待できるのです。
SNSとBASEアプリからの流入でも売れています
実際に私が運営しているネットショップは、Googleで関連する商品のキーワードで検索しても、決して上位に表示されることはありません。
それでも、BASEのショッピングアプリとSNSからの流入によって、画像のように絶え間なく注文が入るショップへと成長させることができました。
2.ネットショップは改善が大切
アカウントを作成して出品した後も、既に売れているショップを参考にしながら、小さな改善を続ける意識は大切にしてください。
まずは最低限のショップ作りから
まずはこちらの「」を参考にしながら、売るためのショップ作りを行いましょう。 簡単無料のネットショップ「BASE」の始め方と管理
BASEでは、専門的な知識を必要とせずに運営できるように、様々な便利な機能が用意されている「Apps」というサービスを活用すれば、顧客ファーストなショップを作ることも決して難しくはありません。
3.はじめは商品点数を増やすことが最優先
不特定多数が出品しているようなプラットフォームとは異なり、自身で出品した商品のみが表示されるネットショップでは、ある程度の種類は確保していなければいけません。
数種類しか出品されていないショップと、全て見るのに数分かかるショップとでは、後者の方が圧倒的に購入意欲は湧くはずです。
無在庫ならリスクなしで出品できる
無在庫販売であれば、仕入れていない商品も出品できるため、ノーリスクで何点でもショップに商品を出品することができます。
海外の仕入れサイトで特に有名なアリババの場合だと「帽子」と検索するだけでも、およそ100万点近くの関連商品が表示されます。
もし、無在庫転売で帽子専門店を作ろうと思うのなら、100万点近い商品から選べるわけですから、いくらでも商品が登録できますよね。
ショップに興味を持ってもらうためには、まずは商品の出品に力を入れるところから始めましょう。
更新情報:2021年9月8日
8月の売り上げは、727,125円です。
利益率は平均40%なので、およそ30万円の粗利益となりました。
無料でネットショップ無在庫の全てを学べます【限定招待】
ネットショップを用いた無在庫転売の全体像は、ここまで丁寧に読んでいただければ掴めたはずです。
しかし、「やり方は理解できたけど、自分にできるかどうか不安」と感じている方も決して少なくはないでしょう。
そこで、ネットショップ無在庫転売を更に詳しく解説するために、を行なっています。 無料のメール講座
この記事で全てを紹介するには、あまりにも膨大な情報量となっているため、あえて無料のメール講座にしましたが、それでも全20回とかなりのボリュームになってしまいました。
無在庫転売に興味があるけど「何をすればいいのかわからない」「自分にできるのか不安」という方は、ぜひ無料のメール講座でこれからやるべき目標を見つけてください。ネットサーフィンをするのはもうやめましょう。
ネットショップ無在庫の無料メール講座に参加した方の感想やよくある質問などは、こちらので紹介しています。 BASEの無在庫転売で失敗しないための説明書【完全版】