メルカリが12月に実施する規制による影響は?【最新情報】
数多くあるフリマアプリの中でも特に圧倒的な賑わいをみせているメルカリ。昨年の12月頃から不正出品者に対する大きな規制が度々行われてきました。
規制が入るたびにメルカリでの物販を諦めている方が多く現れ、現在順調に利益を出している方も、いつか規制によって稼げなくなるのではないかと怯える日々が続いています。
そして遂にメルカリの正式な発表によって12月上旬に規制強化を実施することが決定しました。
では遂に今回のメルカリが実施する規制の影響で稼ぐことができなくなってしまうのか?
これまで実施された規制の振り返りと、今回の規制の詳しい内容やそれに伴う影響についてお話させていただきます。
あわせて読みたい記事
これまでの規制について
メルカリの規制による影響を今までに一切受けていない優良な出品者にとっては、これまでに行われてきた規制について知らない方が多いのではないでしょうか?
今回実施される規制についてお話する前に過去の規制について振り返っていきましょう。
2016年12月
初めてメルカリが行った大きな規制が2016年12月今からちょうど一年前に実施された、
外部ツールからの不正アクセスによる大量出品
この大量出品が行われるようになった時期からメルカリで不正を働く業者が大量に増加し、Amazonの商品をメルカリへ転売する無在庫転売というものが人気を博しました。
無在庫転売についてはこちらの記事でまとめています。
このチャンスで利益を大きく伸ばしていく業者が増える中でメルカリが外部ツールからの不正アクセスを完全にシャットアウトしました。
この規制の時点で質の悪い業者はほとんど排除されましたが、メルカリの規制はまだ続きます。
2016年5月
前回は外部ツールからの不正アクセスに対しての規制を行ったことにより、完全に業者がいなくなったわけではありませんでした。
規制後も様々な手段で大量出品を行う業者が生き残り、一部の業者は利益を出し続けていた中、2016年5月頃に2度目の規制が行われることとなり、手段に関係なく大量出品自体が行えなくなったのです。
規制以前は短時間に大量の出品を行うことによるスパム判定がメルカリアカウント凍結の原因だったため、一定の時間を空けることで一日中出品することができていました。
そこでメルカリが新たに実施した規制とは1日あたりの出品数制限。
一定の出品数を超えてしまうとそれ以上は商品検索の結果に表示されなくなるというものですので、出品されていないのと同じ状況になる訳です。
しかし一定の出品上限数は公式で発表されておらず、また、この出品上限数が対策直後は非常に厳しかったため業者ではない一般のメルカリユーザーのアカウントまで規制されてしまうという事態が起きてしまいました。
この事態により、現在は普通にメルカリを使用すれば規制がかかることはなくなりましたが、当時はTwitterのメルカリ公式アカウントは非常に荒れていました(笑)
気になる今回(12月上旬)の規制内容とは
今回の規制は初となるメルカリからの公式発表。
メルカリ登録ユーザー全てに「本人情報登録のお願いならびに
メール本文には大きく3項目記載されており、その中でも規制に関する部分がこちらです。
1) 初出品時の本人情報登録のお願い
初めてメルカリで出品いただく際には、本人情報(住所・氏名・生年月日)のご登録をお願いいたします。また、 ご登録いただいた住所氏名と、 売上金の振込口座名義が一致しない場合、 振込申請をお受けすることができなくなります。
※本人情報の登録は初回のみとなります。
※すでに出品をされたことがあるお客さまにつきましても、過去にご登録いただいた本人情報が無い場合は、 情報のご登録をお願いさせていただきます。
※家族名義の口座や婚姻等による改姓等のため名義が異なる振込口座 をご利用される場合等は、事務局にお問い合わせください。 メルカリ本文より引用
要約すると、
メルカリで出品する際は新旧ユーザー問わず住所と口座の登録が必須。
上記2点の情報が一致しない場合は売上金は支払い不可。
但し、家族名義の口座や婚姻などの正当な理由による登録情報の不一致はメルカリ事務局が対応。
つまり今回の規制で変更される点は、口座情報と住所氏名を登録するタイミング。
規制前:売り上げ金の振り込み申請時
↓↓↓↓↓
規制後:初出品時
えっ?今までそうじゃなかったの?
逆に今まで本人確認を行わずに出品出来ていたのが不思議なくらいですよね。
詐欺行為に対する規制強化
12月上旬に行われる規制の主な対象は詐欺行為に対するものです。
出品の時点では個人情報を登録する必要がないことからゲーム機などの空箱を送りつける行為や偽ブランドを販売するなど様々な詐欺が行われて来ました。
当然個人情報を登録していないため、騙された被害者が被害届を出したところで詐欺出品者の特定は難しく泣き寝入りするパターンが多いようです。
このメルカリ内での詐欺行為はかなり深刻な問題となっていること、また今までの規制はあくまでも業者排除のため水面下で行なってきたが、こうして公式で規制を発表したことなどを考えると詐欺行為や詐欺まがいな行為に対する規制であると言うことがわかります。
今回の規制による影響とは?
ここまで過去に行われてきた規制の振り返りや今回の規制の内容、詐欺行為についてお話しました。
では、今回の規制により現在メルカリで物販を行なっている方への影響はあるのでしょうか?
私はみなさんに副業で稼ぐ方法の1つとしてメルカリをかなり推しているため、規制があるかも?と聞いた時はこれが一番気になるところでした。
結論から言うと今回の規制による物販への影響はありません。
但し、真っ当に出品している方に限りますが、、
そもそも口座情報と登録氏名もしくはその両方を虚偽の情報で登録しなければならない理由があるような出品者は、規制が厳しくなっていく昨今でメルカリ以外でも生き残っていくことはできないでしょう。
また、ここでお話することは控えますがメルカリアカウントの複数運用も注意点は増えました。しかし、これまで通り問題なく運用できることは実証済みです。
自分にあった仕入れサイトを見つけて、これからもどんどんメルカリへ出品してくださいね!