個人のネットショップ開業が危険すぎる理由【解決策】

こんな人におすすめの記事
これからネットショップを始めたいけど、個人で始めるから失敗が怖い、、。最低限の失敗しないための対策や基本的な知識を知りたい。
個人でネットショップを始めようと思っても、「売れなかったらどうしよう、、」という不安がありますよね。
今回は、ネットショップを開業する上で、知っておきたい危険性と、プロ視点からの解決策を紹介します。
ネットショップアドバイザー / 無在庫で稼げるショップを複数運営 / スキルも学歴もない会社員がネットショップを始めて脱サラに成功 / 誰にでもその可能性はあることを知り、ネットショップで稼ぐ夢を全力で応援中 / 物販と働き方等つぶやきます / お仕事の依頼はこちら→https://t.co/mEyQ1Mx90n… pic.twitter.com/GjGm4hz4Y2
— にかいどう@ネットショップアドバイザー (@nikaidonet) September 21, 2019
この記事を書いている私は(@nikaidonet)副業から物販を行い、現在ではネットショップを運営しています。
また、上記ツイートのようにネットショップアドバイザーとしても活動しています。
個人の知識でネットショップを始めるのは危険です
ネットショップに限らず、知識がない状態で何かを始めることは非常に危険です。
商品を売るということは、ただ、出品するだけでいいわけではありません。
商品の仕入れ方法、買ってくれる人を集めるための集客方法といった、専門的な知識が非常に重要になってきます。
出品するだけで売れるのは、既に集客力の高い、メルカリやヤフオクで出品した場合です。
ライティングとマーケティングの知識がないうちから無理にネットショップのデザインにこだわると破滅する。
まずは、販売者の想いに購入者が共感するようなショップ作りをしてください。
そして、購入者目線に立っての「?」を1つでも多く減らしていきましょう
デザインにこだわるのはその後
— にかいどう@ネットショップアドバイザー (@nikaidonet) October 2, 2019
上記のツイートのように、「売る」という技術だけでも学ぶことは非常に多く、決して簡単なことではありません。
この辺りをしっかり学ばずにネットショップを開業して失敗している人があとを絶ちません。
学べば稼げるということ
「難しそうだから自分には出来そうにない、、」と思ってしまうかもしれません。
ただ、実際に稼いでいる人が大勢いるということは、しっかりと最低限の知識を得ることで稼げるということです。
私がアドバイザーとして指導を行なっている方が、知識0の状態からでも上記の画像のようにネットショップで売り上げを出しています。
個人が確実に稼ぐためには、売ることにだけ執着するのではなく、しっかりと基礎を学ぶことから始めましょう。
個人のネットショップ開業で知っておきたい危険性
失敗したくないのであれば、以下の危険性については理解しておきましょう。
・素晴らしい商品でも見られないと意味がない
・集客方法がSEOに依存している
・コストをかけすぎると詰む
・キャッシュフローを意識できていない
・客単価が低いと確実に衰退していく
素晴らしい商品でも見られないと意味がない
どれだけリサーチしている商品であっても、誰かに見られないと当然売れることはありません。
物販で稼げない多くの人は、そもそも見られていないというのが根本的な原因であることが大半でして、1日数人の人にしか見られていないにも関わらず売れているショップはありません。
実際のところ、月に数万円〜数十万円の売り上げを出すには、集客さえ出来ていれば難しいことではありません。
メルカリやヤフオクでの販売が良い例です
商品も写真も説明文もそこそこのクオリティでも、適切なキーワードを記載して、出品数を増やすだけでも売れていきますよね?経験した人は多いはずです。
出品数を底上げすることで、既に集客されているメルカリやヤフオクのユーザーを集め、適切なキーワードで自分の商品への関心が高いユーザーに絞り込むといった具合です。
全ての知識を詰め込む必要ありません
ネット上では、ネットショップで売れるようになるための技術が多く出回っており、売れるためにはかなり細かな技術を取り入れる必要があると書かれています。
確かに、月商8桁とか9桁を達成しているバケモノ級まで上り詰めるには、集客をするだけでは決して到達することはありません。
ただ、先ほどもお話ししたように、月商6桁を売り上げること自体、それほど難易度が高いことではありませんから、そこまでの技術は要求されないのです。
目の前の課題を着実にクリアしていこう
どんなバケモノ級の販売者でも、全ての技術を完璧に身に付けてスタートしているわけではなく、途方も無い試行錯誤の末たどり着いた結果です。
焦らず、まずは自分の商品を見てもらう基本的なところから力を入れていきましょう。
個人でネットショップを運営する方必見!【危険性を解説】
それでは、以下の危険性について、それぞれを詳しくみていきましょう。
・素晴らしい商品でも見られないと意味がない
・集客方法がSEOに依存している
・コストをかけすぎると詰む
・キャッシュフローを意識できていない
・客単価が低いと確実に衰退していく
集客方法がSEOに依存している
まずは細かな技術よりも集客が重要だと前述しましたが、その集客方法がSEOのみに依してしまうことは非常に危険です。
SEOを超簡単に説明すると、Googleで検索した時の表示順を決めているGoogleのシステムです。
例えば、Googleで「レディース アパレル」と検索して自身のサイトが上位に表示されると、かなりの集客効果が期待できます。
他で集客をしなくてもいいレベルで人が集まってくるでしょう。
しかし、それだけ効果が期待できるSEOとなると、専門家や大企業なんかも血眼になって力を入れてきます。
そうなると、SEOの知識がない個人では絶対に太刀打ちできません。
SNSの集客が効果的な時代です
「まずは集客が重要なのはわかったけど、専門家に勝てないのならどうすればいいのかわからない、、」
そこで重要なのが、SEOでの集客とは別にSNSからの集客です。
SEOに依存しなくても、SNSの利用者が多い今の時代は、SNSからでも十分に集客が可能です。
むしろ、個人がネットショップを運営するのなら、個性を出せるSNSの方が集客力が強力だったりもします。
SEOもSNSからの集客も効果を実感できるようになるには、それなりの継続が必要ですので、ネットショップを開業するのと同時に力を入れていきましょう。
コストをかけすぎると詰む
楽することを優先しすぎてコストをかけすぎると、ちょっとしたトラブルで再起不能になってしまいます。
物販は常に同じ商品が同じだけ売れ続けて、何年も利益が横ばいになることはありません。
必ず、世の中の動きにあわせて需要は変化していくものです。
販売している商品の需要が高まればいいのですが、逆に需要が落ち込むと単純に利益は減少します。
利益が減少したタイミングで、外注やツールなどに費用をかけすぎていると、解約せざるを得ません。
支払えないようなら解約すればいいと考えるかもしれません。確かに支払えないのなら解約するだけでいいでしょう。
ただ、解約したところでなんの支障もでないものなら初めから導入していませんよね?
つまり、費用以上に自身のネットショップ運用の流れが崩れてしまうことが一番の問題なのです。
コストをかけすぎると、「傾いた時に支払い不能となり詰む」のではなく、コストをかけすぎると「傾いた時に流れが崩れてしまって詰む」のです。
キャッシュフローを意識できていない
キャッシュフロー、なんだか難しそうな言葉に聞こえますが、要は「お金の流れ」です。
このキャッシュフローは、ビジネスのお話では頻繁に飛び交うワードなので一度は聞いたことがあるかもしれません。
ただ、これが結構、軽視されがちだったりします。
あなたが100万円の資金を全て使って仕入れた商品が300円の売り上げになったとします。
結果的には200万円の儲けですが、売り上げ金が手元に入金されるのが2ヶ月先だとするなら、2ヶ月間100万円のマイナスを背負うことになります。
2ヶ月間の間は、同じ商品を仕入れることもできませんし、新しい商品を仕入れることもできません。更に最悪な事態だと、生活費だって払えなくなる状況にもなりかねませんよね。
会社員の時代にクレカは作ろう
個人の場合だと、そもそも資金もそれほど用意できていないことも考えられますが、あなたがまだ会社員だとするなら、クレジットカードを何枚も作れる絶好のチャンスです。
個人事業主の状態で申し込むと、カードの上限額が低かったり、最悪だと審査に通らないことも考えられます。
物販におすすめのクレジットカードと必要性に関しては、以下の記事を参考にしてください。
客単価が低いと確実に衰退していく
薄利多売の売り方では、客単価が低すぎてほぼ確実に衰退していく道しかありません。
1個1000円の商品が月に100個売れるショップと、1個5000円の商品が月に100個売れるショップとでは、販売している個数は同じなのに1月の売り上げに40万円もの差が生まれます。
どちらがいいのかは一目瞭然です。
値段が高ければ売れなくなってしまうのではないかと不安になりますよね。確かに安い方が売れるように感じるかもしれません。
安い=売れる、わけではない
ただ、商品の売れ行きと価格は決してイコールではありません。値段が安いから売れるのではなく、その商品が欲しいと思うから売れるのです。
そこに値段は関係ありません。バッグ1つが数十万円もするハイブランドが良い例です。
価格で勝負するのではなく、その商品を買いたいと思ってもらえる価値を提供しましょう。
個人で安全にネットショップを開業する方法【解決策】
・素晴らしい商品でも見られないと意味がない
・集客方法がSEOに依存している
・コストをかけすぎると詰む
・キャッシュフローを意識できていない
・客単価が低いと確実に衰退していく
上記の危険性を回避しながら個人がネットショップを運営していく流れをは以下の通りです。
・ネットショップは比較して開業する
・仕入れサイトは可能な限り登録する
・クレジットカードで綺麗な流れを作る
・中国輸入で客単価と利益率を上げる
・SNSで無駄な集客コストを減らす
ネットショップは比較して開業する
ネットショップは作成できるサービスは非常に多く、サービス毎にメリットとデメリットがあります。
自分はどのサービスに適しているのかを以下の記事を参考に比較しながらよく考えていください。
現役が出店をおすすめしたいネットショップ17選!【2019年最新】
その中でも、私(@nikaidonet)が特におすすめするネットショップ作成サービスは以下の2サイトです。
とにかく費用を抑えたいならBASE(ベイス)
BASEは初期費用も固定費も一切不要の無料でネットショップを作成できるサービスです。
マザーズに上場するなど、BASEは非常に多くのオーナーに選ばれています。
私(@nikaidonet)も実際にBASEで複数のネットショップを運営しています。
ネットショップBASEで稼ぐまでの総まとめ【月10万円は楽勝】
もう少し機能やデザイン性を重視するならSTORES.jp
STORES.jpは、月額1980円のプランだと、BASEよりも更に自由度は高くなります。
月額1980円と費用は発生するものの、それでも他のサービスと比較すると破格の維持費です。
無料にこだわらない方はSTORES.jpがおすすめでしょう。
【デメリットあり】STORES.jpの評判は?【2019最新】
今なら初月の利用料と販売手数料が無料です
仕入れサイトは可能な限り登録する
商品の出品数を増やすためにも、無料で登録できる仕入れサイトは可能な限り登録しましょう。
以下の記事では、個人でも登録が可能な仕入れサイトを紹介しています。
個人でも稼げる仕入れサイト・卸問屋を紹介!!45選【国内・海外】
必ず登録したい仕入れサイトNETSEA
NETSEAは、国内で最も最大級の仕入れサイトです。
国内で仕入れを行う場合は、NETSEAを仕入れの軸にするといいです。
目当てのジャンルがNETSEAで探しても不十分な場合には、別の仕入れサイトで探してみましょう。
クレジットカードで綺麗な流れを作る
「キャッシュフローを意識できていない」でもお話しましたが、キャッシュフローはビジネスにおいて決して軽視できない存在です。
販売の機会を逃すことは大きな損失にも繋がりますし、ギリギリの資金の回しかたでは、少しのトラブルで躓いてしまいます。
そうならないためにも、最も簡単且つ有名なクレジットカードを活用する方法を試してください。
副業するのにクレジットカードまだ持ってないの?持つべきクレカ2選
中国輸入で客単価と利益率を上げる
仕入れを中国輸入に変更するだけで、利益率と客単価は確実に高くなります。
利益率を上げるためには、発送のコストと仕入れ単価のどちらかを下げる必要があり、発送コストは1日の配送量が多くなければ削減することは難しいでしょう。
となると、仕入れ単価を下げなければいけませんが、国内の仕入れだと正直どこも同じくらい高いです。
ノーブランド品のワイヤレスイヤホンが中国輸入では、55元(1000円以下)で仕入れることができます。
「中国輸入はおすすめ!」と発信している方はいますが、その根拠を提示している方は非常に少ないように感じます。
なので今回のように作業中に見つけた情報をどんどんツイートしていきます。 pic.twitter.com/9vYfvQL2zb
— にかいどう@ネットショップアドバイザー (@nikaidonet) September 14, 2019
先日したツイートの以下の部分の通り、中国輸入はワイヤレスイヤホンが1000円以下で仕入れが可能。
ノーブランド品のワイヤレスイヤホンが中国輸入では、55元(1000円以下)で仕入れることができます。
これだけ低価格で仕入れができるようになれば、利益率が高くなるのはもちろん、パッケージなどの付加価値への費用にも充てられるので、ブランディングを高めて客単価を上げることも可能です。
ネットショップを開業する個人こそ勉強しましょう
いかがでしたか?
知らなかった知識がこの記事にあったのなら、大きな前進です。
実際に試しながら試行錯誤を繰り返してください。
また、ネットショップを運営していくなかで、成長のためには常に知識を身に付けて行かなければいけません。
今すぐ実践できるお手軽な方法として、以下の記事のような方法もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。